2016年5月7日土曜日

北山湖周辺のアミガサタケ、いろいろ。

また1年更新サボってしまいました…。


今年の4月。。。
まだ少し肌寒い北山湖(北山ダム)周辺で
アミガサちゃんたちとの出会いが\(^o^)/

ブラック系はソメイヨシノが満開の頃。
イエロー系は少し遅れて葉桜の頃。

図鑑とずーーっとにらめっこしてましたが…
難しすぎて頭がパンクしそうです。・゚・(ノД`)・゚・。
なので、種類はまちがってるかもしれません!


トガリアミガサタケ(2016.4.5撮影)

生け垣に植えてあるサザンカの樹下に発生。
その奥はスギ林になっています。
6年ぶりの再会!! うれし~(o^^o)♪

ぱかっ☆ 隔生型、でいいのかな…?


オオトガリアミガサタケ?(2016.4.12撮影)

ちょうど北山ではヤマザクラが満開の頃。
場所は、前の週にトガリアミガサタケがあったところと同じ。
サザンカの樹下で、スギの葉に埋もれていました。 

高さ20cm超えの大物!!
ということで、オオトガリアミガサタケ?としましたが・・・
これも普通のトガリさんの個体差の範疇でしょうか??
ん~~難しい(。-д-。)ゞ

 同上。グ…グロい。小さいのは干からびたトガリさん。

これだけ大きかったら食べごたえありそうだなーと
持ち帰って茹でてみたらものすごい異臭…(´`)
湯気を思いっきり吸いこんでしまったせいか、
頭クラクラ、気持ち悪くなってきたので急いで換気。
食べるのは断念しました…(´`)


 アミガサタケ(2016.4.25撮影)

八重桜の花びらに埋もれていました。
やっぱり桜の樹下に発生するんですね!
淡い色でかわいい(o^^o)♪

 チャアミガサタケ?(2016.4.25撮影)

アミガサタケと同じ日、同じところに発生。

ふつうのアミガサタケに似ているのだけど、
網目の奥がちょっと暗めで、重さもあるなぁという感じ。
料理したときも、アミガサさんよりも弾力があり、
肉質もしっかりしている感じでした。

 チャアミさんの幼菌、でしょうか…?
コンクリートのすき間から生えてるツワモノたち!!

チャアミさん(左)とアミガサさん(右)
この5本を持ち帰って調理しました!(^^)!

同上。ぱかっとしたら、やっぱり少し雰囲気がちがう…



たけのことそら豆で春らしいクリーム煮に!!!
残りもののハンバーグにかけていただきました(^人^)
見た目のわりには風味に癖がなくて美味しかった☆



オオトガリさんの一件もあって、
「こんな得体の知れんきのこ、食べたらいかんばい!!」
とダンナから猛反発に遭いました…(^^;;

みなさんも食べる際は十分ご用心ください!


アミガサタケ類の分類や生態に関しては
まだまだ発展途上のようです。
最新の研究が待ち遠しいですねー(。・ω・。)


■ 参考文献
 ・増補改訂新版日本のきのこ(山溪カラー名鑑)
 ・日本の毒きのこ(フィールドベスト図鑑)
 ・原色日本新菌類図鑑(2)