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2015年6月29日月曜日

初夏のジャムでさっぱりクレメダンジュ☆


ジャムおばさん第2弾!!
初夏の木の実で三色ジャム作りました^^
(第1弾は春の野いちご三色ジャムでした♪)


まずは、ヤマモモ!
オスメスあり。雌木には・・・(^皿^)
雄木を見かけても、「な~んだ…」とがっかりしないこと!! (笑)
雄木の花粉あっての木の実ですから(-∀-)

生で食べるとけっこう酸っぱい(>Д<)
梅と桃の中間みたいな味・・・

きれいな色の赤い実を採ってしまいがちですが、
ちょっと黒味がかっている方が熟してて甘いです(^-^)b

少量の水を加えて火を通します。

裏ごししてタネを取り除きます。
この作業がめちゃめちゃ大変やった・・・(´Д`;)

ヤマモモの半量の砂糖を入れて~
コトコトすること30分――

ルビー色のジャムができました~(*^^*)
ヤマモモはペクチンが少ないので、さらっとしてます。


次は、ナツグミ!
生で食べるとエグ味があるんだけど、
ついつい食べすぎちゃうんですよね~(^^;)

こちらは、最初に砂糖を少し入れてから煮てみました。
なので、水は足してません。こっちの方がいいかも!

なんでも試しながら改良していってます(〃▽〃)

グミは果肉がやわらかいからか、タネも取りやすかった!

コトコトしてたら血のりみたいな色に・・・Σ(・д・lllノノ

ルビー色と血のり色のジャム完成~(^◇^)ノ

ヤマモモは独特の香りが好き~☆
ナツグミは多少エグ味はあるけど、味は◎

完熟梅もジャムにしてみました~☆

夜な夜なジャム作りで力尽きてしまい・・・
写真を撮ってなかった・・・(ノД)

梅はペクチンを多く含んでるので、 
コトコトする時間は10~15分でOK!!

タネも大きくて取りやすかった。 
完熟といっても酸っぱいので砂糖は多めで。


ちょうどジャムを使うレシピが載ってたので・・・

暮しの手帖76号のひんやりなめらかスイーツ特集から、
クレメダンジュというデザートを作ってみましたー!(^^)!

ふつうはレアチーズケーキのことらしい。。
特集では、ヨーグルトでさっぱり夏向けになってました♪

ナツグミのさっぱりめ~

ヤマモモ、もりもり~

ふわふわ~しあわせ~(^~^)
ヨーグルトの酸味がジャムの甘さを引き立ててくれます◎

甘いの苦手な人は、さわやか梅ジャムがオススメ☆

せっかくなので、タネを洗って乾かしてみた^^

よくみると、ヤマモモのタネには毛がふさふさ!
実は、この毛が膨らんだものが果肉なんだとか。

どうりでタネと果肉が離れないワケだ・・・(。-ω-。)


おサルさんがプリっと運んでくれるはずだったのに・・・
わたしなんかに拾われたばっかりに・・・(ノД)
 

2015年6月3日水曜日

野生のいちごジャムを味比べしてみた♪


 
みなさん、毎度毎度ごぶさたしております・・・

どんぐりおばっちゃん、改め・・・

ジャムおばさんです\(^o^)/



今年の春は、ヒマさえあれば野いちご摘んでました(笑)

野生のいちごはとにかく種類が多くて、見分けが難しい!! (>Д<)ノ

勉強がてら今まで撮った写真を整理しつつ、
ジャム作って味比べしてみました♪


クサイチゴ(2014.5.19 鳥栖市)
野いちごといったらこれ!
甘みが強いので、そのまま食べてもおいし~い(^~^)

ナガバモミジイチゴ(2015.5.10 上峰町)
いわゆる木いちごってやつかな…??
モミジイチゴと迷うけど、九州ではナガバ(長葉)が主流みたい。
あと、黄色いのはカジイチゴというのもあるらしい。


ほかにも、こんな野生のいちごを見つけました~!

クマイチゴ(2014.6.3 大野城市)
実の一粒一粒の先っちょがとんがってる!

???イチゴ(2012.5.27 唐津市)
ここまでくると…なにがなんだか~(。-_-。 )ノ
ヒメバライチゴかな~??
なんとなく、クサイチゴとちがうのはわかるんだけど。。

 ナワシロイチゴ(2012.7.11 佐賀市富士町)
他の野いちごより少し遅れて熟す夏のいちご!
田舎のおんじさんは、「のーしろいちご」って言うw

フユイチゴの仲間(2014.11.16 神埼市脊振町)
その名のとおり、冬のいちご!
フユイチゴ、コバノフユイチゴ、ミヤマフユイチゴの3種類がある。


いよいよジャム作り~(^◇^)

野生のいちごの定番で、5~6月に熟す、
クサイチゴとナガバモミジイチゴで挑戦です!!

キラキラ~☆ 宝石みたい(*^^*)
だいたい一度にちょっとしか採れないので、
そのつど塩水で虫出しして、水気をとって、冷凍庫へ~。

それを何回か続けたら・・・
なんとかジャムにできそうな量に~。
森の恵みのおすそわけ、いただきます(^人^)

イチゴの重さの半量の砂糖を加えて、
弱火でコトコト、コトコト・・・20~30分。
色止めにレモン汁を足したら完成~(^^)v


ここでちょっと冒険・・・

ヘビイチゴとヤブヘビイチゴもジャムにしてみました((((;°Д°)))
生で食べたらまずいってだけで、毒はないんですよね。

図鑑には「食用には向かない」とか書いてあるので
良い子はマネしないように・・・(。・з・。)

実が大きくて、光沢がある方がヤブヘビイチゴ。

うぅ・・・全然おいしそうじゃない・・・(>д<)

弱火でコトコトって・・・なんか紫色に~Σ(゚Д゚)

3色ジャムのできあがり~☆

結果・・・

・クサイチゴ(赤色)
 めちゃめちゃ甘かった~(´Д`;)
 保存性も考慮しつつ、どこまで砂糖を減らせるか。。
 そのまま食べて美味しいのに、
 ジャムにする必要あるのかな~(^^;)

・ナガバモミジイチゴ(オレンジ色)
 酸味が効いてて、いちばん好評でした(^皿^)ノ
 見た目も味も、マーマレードに近い感じ。
 ジューシー過ぎて、水分をとばすのが大変。

・ヘビイチゴ&ヤブヘビイチゴ(赤紫色)
 意外とイケる味でした◎
 プチプチとした食感もよかった!
 ヘビイチゴ自体は無味なので、
 酸味付けに甘夏をすこーし入れたところ
 ほぼ甘夏の味に・・・(-∀-)
 

バタつきパンのジャムつきパン♪

茶色一色のどんぐりとはまたちがった魅力が…!(^^)!
レインボージャムも夢じゃない☆

しばらくはジャムおばさんでいきますw
 

2014年11月12日水曜日

マテバシイの食べ方~どんぐりクッキー~



どんぐりクッキング第2弾!!
どんぐり食の味方、マテバシイでクッキーを作ってみました(*^o^*)

名前に「シイ」ってついてるけど、
ちゃんと帽子も付いててどんぐりっぽい。

アクの強いカシ類と間違えると大変なので、
ちゃんと見分けてから拾おー(^ー^)b

だいだい9月頃から落ち始めます。
どんぐりの中ではいちばん早いかも。

葉っぱはこんな感じ。
常緑で肉厚の葉っぱ、ギザギザはなし(全縁)。

マテバシイの学名 Lithocarpus edulis
“edulis” は “食べられる”という意味。

ためしに生で食べてみると・・・まずっっ(´Д`;)
でもアク(渋味)はない!
ということで、定番のクッキーづくりに挑戦や~♪

■ 材料
 ・マテバシイのどんぐり・・・100g(粉)
 ・薄力粉・・・100g
 ・バター・・・100g
 ・砂糖・・・60g
 ・全卵・・・1個分
 ・ベーキングパウダー・・・小さじ 1/2

 ※あくまで参考程度に~^^;

■ 作り方
 1. 水に浮くものは、中身がスカスカか虫食いなので取り除く。

 2. ペンチで一つ一つ殻を剥く。
  つるつるすべるので、ケガ注意!!
  マテバシイの殻は分厚くてかたい。
  アクがない分、動物たちに狙われやすいんだろうなぁ。
  このマテバシイは、特にずんぐりむっくりしてて割りにくかった~(>_<)

 3. ひぃぃ~やっと終わった。
  重さは半分以下になったかも。。

 4. 包丁で適当にスライスして、コーヒーミルなどで粉にする。
  すりこぎですり潰してもOK!!

 5. ベースの生地にどんぐり粉を投入!!
  生地は、室温に戻したバターに砂糖、卵、薄力粉(+B.P.)の順番に混ぜたもの。

 6. さっくり混ぜたらクッキー生地の完成!!

 7. 時間があれば、ラップにくるんで冷蔵庫で1~2時間寝かせる。

 8. てきとーに切り分けて、170度のオーブンで15分くらい焼いたら完成♪

■ 結果・・・
 
 ・殻を剥いて粉にするまでがめちゃ時間かかる!!
  よっぽど時間と人手がある時じゃないと大変かも。

 ・無難に美味しく作れるところがいい!!
  他のどんぐりでも、アク抜きして作ってみたいと思いました。

 ・ふつーに美味しいのが逆に問題。
  小麦粉とかバターとか入れ過ぎたみたい…。
  他の材料を少なくして、もっとどんぐりの味を楽しみたい!!
  (渋味も含めて^^)

子どもたちに作ってあげる場合は、衛生面など十分留意しましょう。
おなか壊したりしないかなぁ…??
味見程度がいいかも…!?
環境学習にはすごくいいネタなんだけどなー。

ということで、ちびハイエナにはあげません(笑)↑

縄文クッキーにも挑戦してみたーいo(^-^)o
 

2014年11月5日水曜日

スダジイの食べ方~シイの実ごはん~

 

シイの実の食べ方といえば、

1. 生で食べる
2. フライパンで炒って食べる
3. 封筒に入れてレンジでチンして食べる

が定番ですが、
今回はシイの実ごはんに挑戦してみました!

シイの実はどんぐりの仲間だけど、帽子がちょっと変わってる。
熟すまで殻斗(帽子?)にすっぽり覆われている。
熟したらバナナの皮をむいたみたいに3裂して、ひょっこり顔を出す。

落ちたては黒くてツヤがあってキレイ☆

シイの実には2種類ありますが、今回はスダジイを使いました。

ツブラジイ(コジイ)の方が甘くて美味しいらしいけど・・・
殻を割るのがもっと大変そうなのでまたこんど。


■ 作り方
1. 水に浸して浮くものは、中身がスカスカか虫食いなので取り除く。

2. 一つ一つ殻を剥く。(ただひたすら)
 2週間くらい干して殻が割れていると剥きやすい!
 拾ってすぐ調理する場合は、フライパンで空炒りすると殻が割れる(^-^)b

3. あとは米をといで炊飯器で炊くだけ!
 <参考>
 ・シイの実・・・適量(お好み)
 ・お米・・・2合
 ・水の量・・・普段どおり
 ・酒・・・大さじ1
 ・塩・・・少々

 シイの実の味が前面にでるように、味付けは必要最小限にしました^^;

栗ごはんには及ばないけど…
ほっこり懐かしい味がしました~(*^o^*)