(左)ハタケシメジ (右)アカヤマタケのなかま
■日 時:2017年10月9日(月・祝)9:00~11:30
■場 所:奥平谷キャンプ場(鹿島市)
■天 気:晴れ
■参加者:約40名
■主 催:鹿島市ラムサール条約推進室
鹿島市が主催する観察会のサポートをしてきました!ふだんは「肥前鹿島干潟」を拠点にフィールドワークや調査活動をされているそうですが、今回は豊かな海を育む平谷の森のことを知ろう!という目的で開催されました。きのこ会のNさんのお知り合いである、野鳥の会のNさんがラムサール条約推進室にお勤めである、という縁がきっかけで実現しました。佐賀きのこ会からは、そのNさんと会計のNさん、わたしの3名が代表してきのこの案内をしました。(あ゛~~みんな「Nさん」になってしもうた…^^;;)
■ 9:00~9:30 ヤマネの事前学習
佐賀県内においてヤマネの生息状況を調査・研究されている、佐賀大学農学部応用生物科学科の徳田誠准教授からヤマネのことを教えていただきました。県内では、多良山系でしか生息が確認されていないのだそうです。
5年ほど前に脊振山系で同様の調査に立ち会ったことがありますが、巣箱には何者かが棲みついている形跡はあったものの、ヤマネなのか、それとも野鳥など他の動物の痕跡なのか、結局わかりませんでした…。
ヤマネは森の動物たちをモチーフにした絵本によく登場しますが、佐賀にもおるかも…と想像したらわくわくしますね~^^♪
■ 9:40~9:50 ヤマネの巣箱の観察
ヤマネの姿は見られなかったものの、ふかふかの苔のベッド(!?)が出てきました。NHKの取材も入っていて、人だかりで写真撮れず…残念。巣箱には他の野鳥や動物は入れない構造になっているので、ヤマネが作った可能性が高いということでした!! センサーカメラも設置しているので、もしかしたらヤマネが映ってるかも!? とのこと。気になる~~!!
巣箱はいくつか設置してあったのですが、1つだけ確認してあっというまに終了。
■ 9:50~11:00 きのこの観察
巣箱の観察があっさり終わってしまったので、25分前倒しでスタート。ということで、30分間の予定だったきのこ観察が、急きょ1時間に…(^^;;
3つの班に分かれてキャンプ場周辺を散策しました。森はしっとりしていて、杉林から、沢沿いから、いろんなきのこたちが姿を見せてくれました。
きのこのお話 |
杉の切り株に生えていたスギヒラタケ |
スギヒラタケの裏面。ひだ美☆ |
木柵から生えていたキカイガラタケ |
キカイガラタケ(写真下)上のはカイガラタケかな…? |
ヤマホトトギス。可憐な花です^^♡ |
■ 11:00~11:30 きのこのスケッチ or ミニ同定会
きのこのスケッチは主催者の方が組んでいたプログラムで、わたしは初めてだったのですが、子どもたちは手慣れた様子で取り組んでいました。干潟の観察とかでいつもされているのでしょうか。きのこをじっくり観察できる、すごくいいプログラムだと思いました。みんなのきのこの絵、ステキでしたー(^v^)
子どもたちがスケッチをしている間に、大人(干潟案内人)の方々で同定会をしました。当日はいい天気でしたが、それまでの1週間にたっぷり雨が降ってくれていたおかげで、ハタケシメジやヌメリツバタケ、ムラサキアブラシメジモドキなどの食菌をはじめ、フクロツチガキやサンコタケ、ナガエノチャワンタケなど、30種類以上のきのこを観察できました!!
影が…(^^;; |
シシ神様が出てきそう… |
この観察会を陰で支えてくださった会長、副会長、Y先生、どうもありがとうございました!(^^)! いろいろと課題を感じた会でしたが、無事に終わって良かったです。
\ラムサール条約推進室の公式レポートはこちらから!/
10月9日 ヤマネとキノコの観察会 - Facebook
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