2014年9月2日火曜日

森の案内人~話の種になる種子(タネ)の話


8/30
北山森クラブの森の案内人養成講習会。
テーマは「種子(タネ)」。
講師は、長崎の森林インストラクター 脇山桃子さん。

上の写真は、ラワン、アルソミトラ、シンジュのタネの模型。
発砲スチロールをうす~く切るんだそうですが…
先生、本当にタネが好きなんだなー(*^-^*)

ラワンの翼は、5枚のがく片のうち2枚が発達したもの。
5枚だからこそ、2枚の羽根にズレが生じてクルクル回る。

アルソミトラの翼は左右対称じゃないから旋回する。
グライダーでゆ~っくり旋回してる間に
上昇気流をつかまえられたらもっと遠くまで飛べる!

シンジュの翼は、キャンディの包み紙みたいに端っこがちょっとねじれている。
左右に空気が入ってるから、階段を下るようにコロコロ転がる。


カラスムギのタネは、禾(のぎ)の黒いところがコヨリみたいになっていて
水にぬれると、そのコヨリが真っ直ぐになろうとしてクルクル回る!
これで、ネジみたいにグリグリと土の中に入っていく∑(゚Д゚)


初めて手にとったオキナワウラジロガシのどんぐりーーー!!!!!
やっぱりハカマ(ぼうし)がシマシマでこの大きさっていうのがっ…!!!


これも初めて!ジャイアントセコイアの松ぼっくりーー!!!
このずっしり感!!!

世界一の樹高は113m!(現在も成長中!!)
脇山先生は実際にアメリカへ見に行かれたそうで
自分がアリんこになった気分だと言われていました。

鉛筆の芯の先くらいの、ちっちゃいタネがこんななるなんて…
やっぱりタネってすごい(・◇・)


植物の子孫を増やす工夫、タネの巧みなデザインに
改めて心奪われた一日でした♪
  

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